ビタミンCはとても身近な健康成分ですが、アンチエイジング効果を
目的としてビタミンCを摂取するときに重要なのは、血中濃度です。
わたしたちが食事やサプリメントで摂取できる血中濃度には
限界があります。
もし大量に摂取できたとしても、過剰分はすべて、尿などで
すぐに体外に排出されてしまいます。
高濃度ビタミンC点滴には、体内の活性酸素の働きを
抑制する強力な抗酸化作用が期待できます。
活性酸素は紫外線やストレス、加齢などで発生し細胞を
分解しますが、ビタミンCの高い抗酸化作用でこれらを
防ぐことができます。
わたしたちの皮膚の中で表皮の下にある真皮という部分は、
その７０％がコラーゲンでできています。
ハリや弾力を保つ重要なはたらきをしているのですが、
ビタミンCはそのコラーゲンを生成するのに必要な、
酵素の働きを助ける役割があります。
また紫外線を受けたときに作られるメラニン色素が細胞を
破壊しないように守る役割もあります。
さらに、高濃度ビタミンC 点滴によりビタミンCの血中濃度が
常に高い状態にあると、肌のメラニン色素に作用し、
シミがなくなると同時に新たなメラニンが作られるのを
抑制するため、シミができづらい肌となります。
高濃度ビタミンCを点滴することによって、高い抗酸化作用で
体の内部から肌の再生を助け、アンチエイジングに
とても効果的なのです。